INFOMATION

予防診療

狂犬病予防

狂犬病ワクチンについて

狂犬病は犬だけでなく人間を含むすべての哺乳類が感染する人獣共通感染症です。
発症するとほぼ100%死亡することが知られており、医療が発達した現在でも治療法が確立されていない危険な感染症です。
日本では狂犬病予防法により、生後91日齢以上の犬は狂犬病予防注射が義務付けられています。犬だけでなく人間やその他の哺乳類を守るためにも、必ず予防接種を受けるようにしてください。

混合ワクチン

当院で扱っている犬の混合ワクチン

  予防できる病気
予防できる病気
2種
2種
5種
7種
ジステンパー
犬アデノウイルス
(1型)
犬アデノウイルス
(2型)
犬パラインフル
エンザ
犬パルボウイルス
犬レプトスピラ
(カニコーラ)
犬レプトスピラ
(イクテロヘモラジー)

犬のワクチネーションプログラム

接種する間隔について

予防接種のタイミングは、仔犬・仔猫のうちは3~4週おきに2~3回接種することを推奨します(初回接種の月齢や、ワクチンの種類によって変わります)。また、成犬・成猫になってからは、年1回の追加接種をお願い致します。
「このコは、お散歩をしたり、お外に行ったりすることがないので、ワクチンはうたなくていいですよね?」とおっしゃる飼い主様もいらっしゃいますが、伝染病の中には、空気感染するものもありますし、飼い主様の靴や洋服に付着して、伝染病の病原体がお部屋の中に持ち込まれるケースもありますので、室内だけで生活している動物でも、定期的なワクチン接種をお願いしております。

子犬
生後8週齢
生後12週齢
1年後に接種
成犬
1年毎に
1度の接種

当院で扱っている猫の混合ワクチン

  予防できる病気
予防できる病気
3種
猫ウイルス性鼻気管支炎
猫汎白血球減少症
猫汎白血球減少症

猫のワクチネーションプログラム

子猫
生後8週齢
生後12週齢
1年後に接種
成猫
1年毎に
1度の接種

フィラリア予防

フィラリアは蚊が媒介する糸状の虫が動物の体内に入り込むことで感染する病気です。蚊が動物から吸血する際に、フィラリアの幼虫(ミクロフィラリア)が動物の体内に入ります。感染時は1mm以下のサイズですが、数年間放置すると10cm~数十cmの成虫に成長し、動物の呼吸器・循環器・泌尿器などに様々な疾病を引き起こします。また、血管や心臓に絡まったり塞いだりして、突然死を起こす可能性もあります。
フィラリアによる感染症はお薬で完全に予防できます。飲むタイプのお薬か皮膚に直接投与するお薬を月1回・4月終盤~12月中盤の8ヶ月程度使用します。

当院で扱っているフィラリア予防薬

チュアブル
錠剤
スポット

ノミ・マダニ予防

ノミやマダニは、散歩中などの外出時に寄生する以外にも、人が外から連れてくる場合もあります。寄生されるとアレルギーや貧血など様々な病気を引き起こしてしまう場合もありますし、人にも感染して様々な病気の原因となることもあります。ノミやマダニはなるべくつかないように予防することが重要です。
通常の場合には4~10月の7ヶ月間、月に1度の投薬を推奨しています。しかし屋外の活動が多い犬(山歩きをする犬、ドックランに頻繁に行く犬)では年間通しての投薬が必要となることがあります。

ノミ・マダニによって引き起こされる病気

ノミが媒介する病気一覧
  • ・猫ヘモバルトネラ感染症
  • ・ノミアレルギー性皮膚炎
マダニが媒介する病気一覧
  • ・SFTS
  • ・犬バベシア感染症

当院で扱っているノミ・マダニ予防薬

チュアブル
スポット